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作品の具体的な内容・手法

作品の具体的な内容・手法

 まちかどタペスト〜リ〜「しあわせまちのわんわんちゃん」は、応募者(童話作家・詩人きみきみよ)による創作童話を、公共空間に掲げるタペストリー型の物語絵本として展示する作品です。物語の1場面ごとをターポリン製のタペストリーに印刷し、駅の壁面や通路に連続的に配置することで、駅そのものを「読み歩く絵本」へと変えるインスタレーションです。

表現内容

 展示する物語「しあわせまちのわんわんちゃん」は、グレートピレニーズの子犬・わんわんちゃんが、家族や友だち、まちの人々との出会いを通して“日常の中にある幸せ”を見つけていく物語です。駅の動線に沿ってページが展開されることで、利用者は歩きながら物語を読み進めることができ、移動の途中にふと心がやわらぐ体験を生み出します。

 

形態・サイズ・使用素材

展示形式:タペストリー(タペストリー+ストーリー=タペスト〜リ〜)

素材:ターポリン(耐水性・耐久性に優れた屋外対応素材)

サイズ:B1(728×1030mm)

仕様:上部・下部にフック掛け用器具を計上下各2か所、合計4か所設置

印刷:フルカラー高精細印刷

 

ターポリンは軽量で強度があり、駅構内の環境変化にも耐えられるため、公共空間での長期展示に適しています。

 

制作方法

1. 童話の本文と挿絵をもとに、1ページごとのレイアウトをデザイン

2. B1サイズのターポリンにフルカラー印刷

3. 上下4か所にフック加工を施し、展示時の安全性と安定性を確保

4. 駅の動線に合わせてページ順に並べ、物語が自然に読み進められる構成にする

 

設置方法:

・駅の壁面・通路・ホーム待合スペースなど、利用者の視線が自然に流れる場所に設置

・各タペストリーは、既存の壁面フックまたは仮設フックにハトメを掛けて固定

・軽量素材のため、壁面を傷つけず、駅の動線を妨げない設置が可能

・必要に応じて、落下防止のための補助ワイヤーを併用

・アクロス福岡(ホワイエ展示)での設置方法(写真)を、下記⑤と併せて送付

 

視認性・安全性・設置性

視認性:B1サイズは駅構内での視認性が高く、歩行者の目線に自然に入りやすい

安全性:ターポリンは軽量で、落下時の危険性が低い。フック固定で安定した設置が可能

設置性:壁面・通路・ホームなど多様な場所に仮設的に設置でき、駅の動線を妨げない

公共空間での展示実績:アクロス福岡、糸島国際芸術祭、全国童話人協会の実績に基づく安全管理ノウハウを活用

目に映るもの

コメント・投票フォームは下記にあります。

まちかどタペスト〜リ〜

「しあわせまちのわんわんちゃん」
(駅にひらく、物語のタペストリー)

コメント・投票フォームは下記にあります
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作品コンセプト

なぜ「武蔵野線」「この駅」「このまち」なのか──それは、ここがすでに多くの物語を抱えた場所であり、その日常の風景の中に《しあわせまちのわんわんちゃん》をそっと重ねることで、利用者と地域にひらかれた、小さな「しあわせの読書空間」をともにつくりたいからです。「まちかどタペスト〜リ〜《しあわせまちのわんわんちゃん》」を、あえて武蔵野線の駅で実現したいと考えるのは、ここが「移動のためだけの場所」ではなく、日々たくさんの人の生活や感情が交差する、豊かな物語の地層をもった空間だと感じているからです。「まちかどタペスト〜リ〜」は、応募者(童話作家・詩人 きみきみよ)による創作童話を、公共空間に掲げる“タペストリー型の物語絵本”として展開するプロジェクトです。タペストリー(布に掲げる)とストーリー(物語)を組み合わせた「タペスト〜リ〜」という形式によって、駅という日常の動線に物語をそっと出現させ、通りがかった人がふと足を止め、小さな幸せを思い出す時間をつくることを目指しています。

 

 今回展示する《しあわせまちのわんわんちゃん》は、グレートピレニーズの子犬・わんわんちゃんの視点から、「はずかしがりやな子ども」「家族」「友だち」「まちで暮らすいきものたち」との出会いを通して、“日常の中にある幸せ”を描いた物語です。武蔵野線沿線の駅は、住宅地や学校、職場、商業施設がゆるやかにつながる「生活の路線」であり、物語の舞台である「しあわせまち」とも重なり合う風景を持っています。この路線の駅の壁面や通路に物語を連続的に掲げることで、駅そのものが「読み歩く絵本」へと変わり、利用者一人ひとりの記憶や経験と物語が響き合う場をつくりたいと考えています。

 

 武蔵野線の各駅は、通勤・通学・乗換のために多くの人が行き交う一方で、「急いで通り過ぎてしまう場所」でもあります。そこに物語を掲げることは、移動の途中に“心がやわらぐ瞬間”をそっと差し込む行為です。立ち止まって読む人、歩きながら少しずつ読み進める人、親子で声に出して読む人──タペストリー型の絵本は、駅という環境だからこそ生まれる多様な読書体験を可能にします。また、本企画は「地域とともにある駅づくり」を掲げるJR東日本の理念とも強く響き合います。駅を単なる交通インフラではなく、地域文化の発信拠点として位置づけ、地域の子どもたち、駅利用者、沿線に暮らす人々が自然に参加できる“開かれた文化体験”として機能させることができます。物語の中で描かれる「しあわせまち」は、武蔵野線沿線のまちそのものと重なり、駅で物語を読む体験が、「このまちで暮らすことのささやかな幸せ」を再確認するきっかけになることを願っています。

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アーティストとしての経歴・活動実績

文化庁子ども育成推進事業登録芸術家 泰然+きみきみよ(ユニット活動)

 

2026年 

[d]arc awards(英国)最終候補 選出

作品「海峡の光梁(かけはし)」※1

2026年

秋吉台国際芸術村 フェロー・アーティスト 採用

作品「あかりのありか《DO》」

2025年

LIT Lighting Design Awards(スイス)特別賞 受賞

作品「あかりのありか《みと》」※2

2025年

日本建築家協会ゴールデンキューブ賞(学校部門)受賞

作品「ラ・アナモルフォーズ(歪像地上絵)」※3

2025年

日韓共同ワークショップ(KSU VISION DAY) 制作・出展

作品「海峡の光梁(かけはし)」※1

2025年

国際現代芸術祭 中之条ビエンナーレ 採択・出展

作品「あかりのありか《光ノ山》」

2025年

国際現代芸術祭 中之条ビエンナーレ 委託・出展

作品「ラ・アナモルフォーズ(歪像地上絵)」※3

2024年

国立新美術館 国際公募展 採択・出展/特別賞 受賞

作品「あかりのありか《えど》」

2024年

水戸葵陵高等学校(茨城県)芸術家招聘事業 委託・出展

作品「あかりのありか《みと》」※2

2024年

福岡アジア美術館 国際公募展 採択・出展/第1位・作家賞 受賞

作品「あかりのありか《はかた》」

2024年

無人駅の芸術祭/大井川 採択・出展

作品「あかりのありか《OI》」

2023年

科学技術振興機構 サイエンスアゴラ 採択・出展

作品「あかりのありか《おだいば》」

2023年

さいたま国際芸術祭 応援プログラム 採択・出展

作品「ひかりの夜獣・スリッパノサウルス」

2023年

奥能登国際芸術祭 採択・出展

作品「あかりのありか《のと》」

2023年

日本建築家協会ゴールデンキューブ賞(組織部門)受賞

活動「積み木であかりのワークショップ」

(※出展と受賞が異なる同一作品)

2025年~

福岡県教育文化奨学財団 助成

活動「積み木であかりのワークショップ~童話を題材とした読書感想光~」

大学・短大の学生、保育園・幼稚園・小学校教員対象の次世代指導者育成教室

 

2019年~ 

国立青少年教育振興機構 助成

活動「積み木であかりのワークショップ~童話を題材とした読書感想光~」

小学校・美術館での小学生対象の特別授業

 

一般社団法人 日本児童文芸家協会 正会員 童話作家・詩人 きみきみよ(ソロ活動)

 

2025年

糸島国際芸術祭 採択・出展

童話「続・しあわせまちのわんわんちゃん」(全13話)

2024年

日本児童文芸家協会「児童文芸」掲載

童話「雨の日の女の子」

2024年

全国童話人協会総会 講演

演題「おはなしが生まれるとき」

 

2024年 

アクロス福岡企画展(個展)開催

童話「しあわせまちのわんわんちゃん」(全13話)

2023年 

糸島国際芸術祭 採択・出展

童話「しあわせまちのわんわんちゃん」(全4話)

2023年 

日本児童文芸家協会「児童文芸」掲載

童話「ぽっきーちゃん おにいちゃんになる」

2021年

日本新薬こども文学賞 最優秀賞 受賞

童話「森のぶらんこ」

2020年

童話作家デビュー

童話「にゃんたとおつきさま」文芸社刊

想い・自己PR

 武蔵野線の駅は、通勤・通学・生活のリズムが交差する「日常の交差点」です。私はこの場所に、童話という最もやさしい表現をそっと置くことで、移動の途中にふと心がほどける瞬間をつくりたいと考えています。

 

 「まちかどタペスト〜リ〜」は、アクロス福岡、糸島国際芸術祭、全国童話人協会など、公共空間での展示経験を重ねながら育ってきたプロジェクトです。駅という“誰もが通る場所”に物語を掲げることで、子どもも大人も、急ぐ人も立ち止まる人も、誰もが自由に参加できる文化体験を生み出してきました。

 

 武蔵野線は、住宅地・学校・職場がゆるやかにつながる「生活の路線」であり、「しあわせまちのわんわんちゃん」が描く“日常の中の幸せ”と深く響き合う場所です。駅を歩くと物語が進む──そんな「読み歩く絵本」の体験を、皆さんとともに実現したいと願っています。本企画が、武蔵野線を利用するすべての人にとって、小さな幸せを思い出すきっかけとなることを心から願っています。

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