作品の具体的な内容・手法
全体サイズ:縦3150mm×横4350mm
1マス縦1050mm×横870mmの各マスに分割して施工
素材:アルミプレート(UV加工)
株式会社エクスアドメディアに外注し、アルミプレートを駅舎正面壁面に設置
塗料の耐久性などの観点から実現可能かどうか検討が必要だが、市内のこどもたち(小学校・絵画教室の生徒など)や武蔵野美術大学の学生と一緒に、アルミプレート自体に彩色し、共同で作品制作ができないかと考えている。
制作場所は小平市内・糸あやつり人形一糸座のアトリエを利用。
目に映るもの
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作品コンセプト
小平市を代表する彫刻家・平櫛田中氏の「鏡獅子」を中心に、武蔵野線とその線路を通して、小平の魅力が過去から未来へと広がっていく様を描きたいと思い、作品制作をしました。丸ポスト、ガス灯、梨やブルーベリー、糧うどんといった特産品など、このまちならではの魅力を色鮮やかに表現しました。
私は大学進学の際に上京し、小平市に住んでから10年以上が経ちました。在学時代から市の歴史や魅力に触れながら過ごし、就職・結婚と多くの思い出があるまちです。私が特に好きなのは、玉川上水の自然と、住む人々の「のどかさ」です。
武蔵野美術大学の教授であった関野吉晴教授が中心となったプロジェクト「地球永住計画」の一環で、玉川上水観察会に参加した際、上水には貴重な草花・様々な生き物が暮らしているということを学びました。「小平っていいまちなんだな」と思ったことを今でも強く記憶しています。その体験が市の魅力へ目を向けるきっかけになりました。
この作品を人々が行き交う新小平駅前に設置することが、まちの人たちにとって、市の魅力を再発見するひとつのきっかけになれば幸いだなと考えています。
アーティストとしての経歴・活動実績
武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒。
小平市の古典人形浄瑠璃の劇団・糸あやつり人形一糸座にて、人形遣い・美術家として10年以上活動。
人形のデザイン・かしら制作・舞台美術制作などを担当。
●2014年 日本画三人展 ユーモアの哲学 (吉祥寺apgallery)
●2014年 東京都立府中西高等学校 黒板ジャック参加
●2015年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科4年有志展 「ここからの景色」
●2022年 糸あやつり人形一糸座『四代目結城一糸襲名・江戸伝内改名 披露公演』舞台美術デザイン・制作
●2025年 糸あやつり人形一糸座『神々の里~やがて神話は、生き標となる~』舞台背景襖絵デザイン・制作
●2025年『視てはいけない絵画展』企画用美術作品の制作 (Ginza Novo 旧東急プラザ銀座)
●2026年 糸あやつり人形一糸座『人造人間の憂鬱』舞台背景美術制作
想い・自己PR
私が小学生の頃、地元・埼玉県行田市の市内にあるトンネル壁面に、絵を描こうというプロジェクトがありました。小学生が中心となって図案を考え、地域の保護者と一緒に制作し、今でもその絵はトンネル壁面に残っています。
私は図案を考えるために市内の歴史や魅力を調べ、地元で有名な古代蓮の絵を制作しました。通るたびに少し怖いなと感じていた通学路のトンネルが、地域の皆で絵を描いたことにより、明るく楽しい場所へと変わった思い出が、原体験として心に残っています。
MUSASHINO ART RAILWAY FESTIVALの作品案を考えている際、その体験が想起されました。今そのまちに暮らす人々にとって、これからそのまちで育つこどもたちにとって、とても素敵なプロジェクトだと思っています。